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表 彰 状
藤枝市 小 松 義 雄 殿
(以 下 同 文)
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表 彰 状
藤枝市 渡 辺 馨 一 殿
(以 下 同 文)
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(議長から伝達・拍手)
○議長(
青島謙一君) 受彰者を代表して、
小松義雄君からご
あいさつをお願いいたします。
◆19番(
小松義雄君) ただいま受彰しました3名を代表してご
あいさつを申し上げます。
このたび10年という議員で、静岡県
市議会議長会と、それから
東海市議会議長会、また今回、
全国市議会議長会からそれぞれ表彰を受けまして、非常に身の引き締まる思いでございます。これもひとえに先輩、後輩の
皆さん方、また市の幹部の
皆さん方の温かい御支援のたまものだと、厚く感謝申し上げる次第でございます。
今後はなお一層市議会の、並びに市の発展のために最善の努力をしたいと思います。どうか今後ともよろしく御指導のほどをお願い申し上げまして、お礼の言葉にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
青島謙一君) はえある受彰に輝きました
山下末治君、
小松義雄君、渡辺馨一君のますますの御健勝と御多幸をお祈りするとともに、今後の御活躍のために改めて拍手を贈りたいと思います。お願いいたします。
○議長(
青島謙一君) 次に、
例月出納検査及び
定期監査の結果報告について、
監査委員から補足の説明を求めます。
(登 壇)
◎
監査委員(森錠三君)
例月出納検査及び
定期監査結果報告について、補足の説明を申し上げます。
まず、今回の
例月出納検査の報告は、昭和62年度1月・2月・3月分でありまして、その検査の対象、概要と結果につきましては、市長さん、議長さんに報告をいたしてあります。
報告内容につきましては、皆様のお手元にお配りしてあると存じます
例月出納検査報告書の写しをごらんいただきたいと思います。いずれも
関係帳票を照合検証した結果、計数上の誤りは認められず、この報告書以外には別に申し上げることはございません。
次に、
定期監査の報告について申し上げます。
今回の報告は、昭和62年度第3回分といたしまして、1月に行いました
総務部秘書広報課、
市民福祉部児童課・福祉課、2月に行いました
上下水道部上水道工務課・
上水道業務課、
志太総合病院事務部医事課・管理課・
診療技術部栄養科、3月に行いました
市民福祉部市民課・
保険年金課・
保健センター・
生活環境課分でございます。
この監査の期日、方法、結果につきましては、市長さん、議長さんに報告をしてございます。
報告内容につきましては、皆様のお手元にお配りしてあります
定期監査結果報告書の写しをごらんいただきたいと思います。この報告書以外には特に申し上げることはございません。
以上で、補足の説明を終わらせていだきます。
○議長(
青島謙一君) 次に、
地方自治法第243条の3第2項の規定による昭和62年度藤枝市
土地開発公社及び
財団法人藤枝市
振興公社の
経営状況等の報告について、
総務部長から補足の説明を求めます。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君) 藤枝市
土地開発公社の関係につきまして御報告を申し上げます。
お手元の藤行第126号の送付書で、市長から議長に御報告してございます当公社の
経営状況等の関係につきまして補足の説明を申し上げます。
初めに、昭和62年度の
事業概要から申し上げますので、決算書の9ページをお開き願いたいと思います。本年度の
用地取得事業は、
施設用地の
先行取得といたしまして、稲川地区に
消防庁舎建設用地を取得したのを初め、
時ケ谷地区に
市営住宅建てかえ用地を、前島地区に
志太総合病院の用地を
先行取得いたしました。以上によりまして、本年度総
取得面積は8,370.56平米でございます。
また、
用地取得に伴う
造成工事につきましては、
駅南土地区画整理事業、上水道第3次
拡張整備事業、
国民年金健康保養センター用地取得事業にかかわる工事を施行いたしました。
次に、
売り渡し事業につきましては、本年度取得しました
志太病院用地と、昨年度取得しました市民の森用地を藤枝市の要請に基づき処分し、
国民年金健康保養センター用地の一部を
社会保険庁へ、
市道仮宿八幡線用地を代替地として
山崎建設株式会社へそれぞれ売り渡しました。
以上が昭和62年度の事業の概要でございます。
次に、その
収支決算について御説明申し上げます。決算書の10ページをお開き願いたいと思います。
収益明細書の1
款事業収益中、
公有用地売却収益につきましては、市民の
森用地取得事業外3件でございます。この明細は15ページの
事業原価明細書のとおりでありまして、これに事務費が含まれている内容であります。2款の
事業外収益の受取利息及び雑収益につきましては、
定期預金、
普通預金の利息及び
公社所有土地の
貸付料等であります。
11ページの
費用明細書の1
款事業費用の
公有用地売却原価につきましては、先ほど収入のところで申し上げましたとおり、15ページにございますので、ごらん願いたいと思います。2款の
事業外費用の
住宅団地対策費の
新南新屋団地対策費につきましては、対象家屋の
被害状況調査業務と
復旧費積算業務の委託料及び他市公社への
視察旅費等であります。
したがいまして、本年度の総収入は8億5,859万9,733円となり、
一般管理費を含めた総費用8億5,486万4,848円を差し引きました単
年度収支は373万4,885円の当期純利益を生じております。
なお、ただいま申し上げました
損益計算、
剰余金等の関係につきましては、4ページの
損益計算書、5ページから8ページの
貸借対照表に掲載してありますが、これによりまして、62年度の
利益剰余金の累計は、7ページの下段にありますように1億1,544万6,053円でございます。
次に、13ページの
資本的収入及び支出についてでありますが、
土地取得に係る
長期借入金が収入でありますが、その内容は、藤枝市、静岡銀行、
清水銀行からそれぞれ借り入れたもので、明細は17ページに掲載してありますので、ごらん願いたいと思います。また支出につきましては、1
款資本的支出のうち、1項の
土地取得費といたしまして、
消防庁舎建設用地取得事業外2件の用地費及び
建設利息、
工事請負費等であります。
長期借入金の償還金につきましては、
民間金融機関等からの借入金の償還金で、その明細につきましては17ページをごらんください。
なお、63年度末の
借入金残高は、合計欄にありますように20億2,700万円となりまして、その内訳は、藤枝市
土地開発基金14億円、静岡銀行3億4,200万円、
清水銀行2億8,500万円であります。
以上が、昭和62年度の決算の概要でございます。
次に、63年度の
事業計画の概要を申し上げます。お手元の資料19ページから21ページをごらんいただきたいと思います。
初めに、
土地取得事業でありますが、
施設用地の
先行取得として、原地区に
総合運動公園用地を、また、中学校を新設するための
学校用地を五十海第二
土地区画整理事業区域内に、それぞれ取得をするものであります。
次に、予定する
処分事業といたしましては、公社が保有しております上水道第3次
拡張整備事業用地と
駅南土地区画整理事業用地の一部、さらに市道7地区374号線用地の一部を、それぞれ藤枝市に処分するもののほか、
新南新屋団地の
地盤沈下対策が主な内容であります。その事業費につきましては、
土地取得事業費に7億5,398万余円、及び
土地処分事業費に3億3,698万円余、並びに
新南新屋団地対策事業費に40万円、予算を計上いたしました。この内容につきましては、21ページに総括表がございますので、ごらん願いたいと思います。
なお、
新南新屋団地対策につきましては、
具体的内容を現在検討中でありますが、昨年度の調査結果に基づき対策を講ずるよう、
地元対策協議会からの強い要望もありますので、さらに細部にわたり協議の上、対応してまいりたいと考えております。
簡単ではございますが、以上をもちまして、藤枝市
土地開発公社の
経営状況等に関します報告にかえさせていただきます。
次に、藤枝市
振興公社の
経営状況について御報告いたします。
初めに、62年度
事業報告から申し上げます。1ページをお開きください。
当公社も設立から、はや2年目が経過いたしました。当
事業期間は、昭和62年4月1日から昭和63年3月31日まででございます。
1の会議等の
開催状況についてでございますが、埋事会を4回、監査については61年度
決算監査及び
定期監査を3回行いました。
2の
施設利用振興事業についてでございますが、4ページをお開きいただきたいと思います。
文化団体、
体育団体の
地域活動に関する情報の収集及び提供についてでございますが、本年度は文化、
体育グループ情報冊子1,500部を作成し、
関係機関等へ配布いたしました。
2番目の、趣味及び
スポーツの普及についてでございますが、各種の
文化事業の開催については、4ページの表のとおりでございます。特に、
文化センターで開催しました
市民講演会は、藤枝駅生みの親である
青地雄太郎の生涯をテーマに、曽根元子さんに講演をしていただき、大変な好評を博しました。
次に、
各種スポーツ教室の開催でありますが、本年度は
新規事業として
ヨガ教室、テニスの
ナイター教室などと合わせ10教室を開催し、太極拳やテニスについては20代から70代の老若男女の人々が参加し、大変盛り上がった教室でございました。また、7ページの表のような2つの大会を実施いたしました。
3番目の家庭緑化の推進でございますが、藤枝市緑を進める会に加入し、植木祭りに緑化組合と協力して、緑の相談や緑化の
花ごよみカレンダー、球根の
無料配布等を行い、市民の緑に対する関心に幾らかでも寄与することができました。
8ページをお開きいただきたいと思います。次に、市より受託した事業でございますが、
市民会館ホールを利用して、クラシックとポピュラーの
コンサートを開催いたしました。また、
サンライフ藤枝では、8ページ、9ページの表のとおり
各種教室を行いました。
次に10ページの第3で、当公社の
主体事業であります
施設管理運営事業でございますが、市より
管理委託を受けた
文化施設、
体育施設、
労働福祉施設等の
使用許可証の発行、使用料の徴収、施設の維持等の業務を、それぞれ無難になさせていただきました。特に本年度の特徴は、
市民会館改築に伴い、開館時間の延長と使用料の改定、
文化センターの
結婚式場の廃止などがございます。一方、
体育施設については、
テニス場、武道館などを、試行ではありますが、お正月に開館いたしました。
11、12ページの組織等については記載のとおりでございます。
次に、13ページの
決算報告書について御報告申し上げます。
本年度の
収入決算額は1億7,751万4,130円、
支出決算額は1億7,645万4,061円、
次期繰越収支差引額106万69円となりました。
本年度は
公社設立2年目と、まだ日も浅く、
一定サイクルでの
予算執行が不ぞろいで、不測の事態が多々生じやすく、流用や補正を繰り返させていただきました。特に補正については、職員費や賃金など、臨時職員が全職員の3分の1強という組織体制では、どうしても人の異動に伴うものが多いことや、
各種教室の開催に伴う利用者の増加による収入の増加など、喜ばしい誤算もありました。
収入の部でありますが、予算額に比べ決算額の増減がマイナス330万870円となりました。主な不足額は、市と協定した
施設管理受託事業が決算で予算に対してこの額だけ不用額となったため、市へ返還した額であります。主な収入でございますが、1項の
営業収入については
事業収入として、
体育関係の
スポーツ教室の会費、
サンライフ藤枝での趣味の教室の
開催収入、また、市より受託した2回の
コンサートを開催するための事業費など、トータルで1,061万9,264円であります。もう一方は、
施設管理受託事業として各施設の
受託管理費1億6,189万648円でありますが、2項の
営業外収益は
財産収入である
預金利子収入と雑収入であります。
一方、支出の部でございますが、予算に対して436万939円の不用額が生じ、1億7,645万4,061円の決算額となりました。不用額のうち
施設管理に関する市からの収入額のうち371万9,352円については、予算上、市へ返還いたしました。主な支出でございますが、人件費が4,538万3,000円で、全体の25.5%、施設の清掃や夜間警備、
機械運転等の委託料が5,193万8,000円で29.4%、その他管理に伴う電気、水道、ガス、事務費などの
一般的経常経費が6,106万7,000円で34.6%が主な
支出内容でございます。
以上が昭和62年度の
収支決算書ですが、明細については17ページから27ページに掲載してありますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
次に、15ページの
貸借対照表及び16ページの
財産目録について御説明いたします。
貸借それぞれ合計額5,545万6,208円であり、ごらんのとおりでありますが、16ページの
財産目録で説明いたします。流動資産は
現金預金と未収金とになっております。流動負債は未払金が86件、また市への実際額の返還金や3月分の各施設の使用料などであります。
正味財産は3,406万69円となりました。
以上が62年度決算の概要でございます。
次に、63年度
事業計画の概要を御説明申し上げます。お手元の資料28ページをお開きください。
1の
施設利用振興事業について、
地域活動に関する情報の収集及び提供については、ガイドブックを62年度に発行いたしましたが、今年度はその修正資料の収集活動を行います。趣味及び
スポーツの
普及事業については、昨年度と同様、多くのイベントや教室の開催を行いますが、より多くの市民がより楽しく参加できるよう、また参加しやすいよう、充実した事業を計画いたしました。
2の
施設管理運営事業については、新たに
市営駅前駐車場の
管理運営を受託いたしました。業務員3名で、365日休みなしの施設であります。昨年同様、管理の合理化と市民への
サービス向上に努め、親しみやすく、より快適に利用できるよう、
施設づくりに努めたいと存じます。
以上をもちまして、
財団法人藤枝市
振興公社の
経営状況等に関します報告にかえさせていただきます。
○議長(
青島謙一君) ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
27番
浅羽広吉君。
(登 壇)
◆27番(
浅羽広吉君)
土地開発公社経営状況の報告について、3点ほど伺いたいと思います。
第1点は、藤枝市
保健センター用地取得事業の関連でございますが、昭和61年度に
保健センター用地を1万2,135.33平方メートル取得をして、当年度に、そのうちの4,082.56平方メートルを市に売り渡ししてあるわけですが、残りが8,052.77平方メートルございます。62年度はそのままで、63年度に引き継がれておりますが、63年度も
売り渡し計画が、今の報告の限りではないようでございますが、ここのところはどうする考えか、また、その考え方について伺っておきたいと思います。
2番目は、同じ趣旨になりますが、
国民年金保養センター用地取得事業に関連して、これは62年度に4万4,811.33平方メートル取得をして、同年度に9,193.40平方メートルを
社会保険庁に売り渡しをしたという今の報告があったわけですが、残りの、面積では大変多くなっておりますが、金額、用地費分の金額ではそんなに多くありませんけれども、面積で3万5,617.93平方メートルが残っているわけです。これも63年度には売り渡しの計画はないような報告でございますが、これもどうするのかということになろうと思います。特にこれは相手が藤枝市ではありませんから、どうなるかということも一面あろうかと思いますが、そこのところについて伺っておきたいと思います。
3点目は、
新南新屋団地の
地盤沈下対策の関係でございますが、62年度の今の報告では、1,499万9,480円、主として委託料で、家屋調査などをしたということでございますが、63年度の予定は、その調査結果に基づいて、地元の対策協議会とも御協議の上で、今後必要な対策を推したいということでございましたが、金額としては40万というふうに報告書では見えますけれども、こんな少ない金額でできる対策であるのかどうかということですね。
それと、62年度の計画のときには、この調査費も、もっとたくさんの2,000万円を超す予定でしたけれども、1,499万9,000円余で終わっているわけです。その辺のところの実際の状況がどうであったかということもあわせて伺うことと、それから、全体としての状況評価でございますが、これでほぼこの地盤沈下問題についての対策は終わり得るというふうに言えるのかどうか。それと、今までの全体としての累積投資額がどれほどになりますか、伺っておきたいと思います。
以上、お願いいたします。
○議長(
青島謙一君)
総務部長。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君)
土地開発公社の関係の
保健センター用地の関係でございますが、保養センター用地につきましては、まだ残っているところがございます。これは緑地として残っているところでございまして、これの取り扱いにつきましては、以前から緑地部分については市の方で何とかしてくれないかということでございますので、今後これらをどういうふうにしていくか、市と協議をしていきたいというふうに考えております。
それから、
新南新屋団地の関係でございますが、昨年度1,400万円で調査を委託をしたわけでございます。これは以前に改修をいたしました家屋と、それから未修の家屋と、一応対象にいたしまして、その内容を調査したわけでございます。現在のところ、地盤沈下については、ほぼ落ちつきかかっているという現状でございまして、それから、以前に補修をいたしました家屋につきましては、もうほとんど生活には支障がないと。しかし、数字的にはわずかの沈下といいますか、変動等はございます。それからなお、未改修の家屋につきましては、多少直さなければならないというお宅もございます。こういったような、今調査の内容等を細かに分析等をしてございまして、近々地元の対策協議会と御相談をするということで考えております。ただ、今までの中では、調査いたしました数字的な結果だけは地元へ御報告申し上げてございますが、地元の方からは、改修をするについてもいろいろ今御意見が出されておりますので、これらをもとに、どういうふうな対応をしていくかというようなことは、これから話し合いを進めていくことになろうかと思います。今までにかかった累積数字につきましては、ちょっとまだ算定してございませんので、御報告できないような状況でございます。
初めの、
保健センターにつきましては今後どういうようにするか検討をしていくと。それから、保養センターにつきましては、いわゆる附帯緑地ということでございますので、これらについても市の方と、あと管理等の問題もございますので、検討をさせていただくということで、まだ結論を出してございません。よろしくお願いいたします。
○議長(
青島謙一君) よろしゅうございますか。27番
浅羽広吉君。
◆27番(
浅羽広吉君) 最初の
保健センター用地については今後検討するということでございますが、それは何を検討するのでございますか。伺っておきたいと思います。そんなに検討する必要のあるような内容かどうか、ちょっとその辺がよく理解しがたいわけでございますので、そこを伺っておきたいと思います。
で、国民年金保養センターの方は、附帯緑地部分で、金額的には
用地取得費で5,100万ということでございますが、これは開発公社でそのまま持っているか、あるいは、市の方が肩がわりするかというところを今後市と検討するというお答えだと思いますが、そうしますと、これは
社会保険庁の方で負担をするということについては、これは当初からそういうことはないということであったかのようにうかがえるわけですが、それがそうだとすると、そういうことについては今まで私どもは聞いたこともない、初めてのことだというふうに思うわけですね。その辺のところはどう考えたらよろしいのか、伺っておきたいと思います。
それから、3つ目の
新南新屋団地の関係でございますが、40万円というふうな63年度の計画の金額で足りるのかどうかという点についてはどうでございますか。これは協議をするということでございますけども、こんな程度の金額で足りる内容であるのかどうか。それと、累積額については、これは計算すれば出てくる、そんなに難しいことじゃないと思いますので、計算をして、お答えをいただきたいと思います。
地盤沈下については、落ちつきかかっているというお答えでございました。落ちつきかかっているというのは随分、よくわからないことでございますが、落ちついた状態がもうかなりあって、もう問題がないと思われるということなのか。あるいは、落ちついた状況がまだちょっとしかないので、まだ断定できない状況だということなのか。その辺のところは、まあ後者のように聞こえますけれども、そこはいかがでございますか、伺っておきます。
○議長(
青島謙一君)
総務部長。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君)
保健センターにつきましては、現在の土地をどのように利用するか、それらを含めて検討するということでございます。
それから、保養センターの方の緑地につきましては、当初から一部緑地の範囲は困難であるというようなことで、そういうことを前提で保険庁の方から要請が来てございます。まあしかし、要望としては、できれば全部買っていただきたいということで要望はしてございますが、実際問題はそういうようなことで、現在困難であるということでございます。
それから、団地の対策ですが、40万円でどうかということですが、これは40万円では到底対応はできませんので、今後、地元の対策協議会等とお話し合いの中で、どういうような話し合いになってまいりますか。それらによってまた補正等で対応していかなければならないというふうに考えております。
それから、地盤沈下の関係でございますが、現在のところでは、ほとんど沈下が終わりかけていると。数字的に見てまいりますとそういうことでございますが、やはりこういう沈下というものにつきましては、完全にとまるということが非常に判定が難しいということでございますので、過去ずっと調べてみた経緯を見てまいりますと、以前のような沈下量ではなくなって、ほぼとまっているところもありますし、わずか0点何ミリか下がってるというところもございますので、まあ終息に近いような状態になってきたんだろうということでございます。
それから、累積赤字といいますか、今までに対応いたしましたのは、約2億7,000万円程度でございます。
○議長(
青島謙一君) 27番、よろしゅうございますか。
◆27番(
浅羽広吉君) はい、わかりました。
○議長(
青島謙一君) 別にございませんか。26番 杉森十志雄君。
(登 壇)
◆26番(杉森十志雄君)
振興公社の
経営状況の関係の方で、ちょっと4点ばかりお願いしたいというように思うんですけどね。1つは、16ページの未収金の関係ですけど、その内容の説明では、使用料等が入ってるわけですけど、本来施設使用の場合には、その都度使用料を払って許可をもらうという形になると思うんですけど、こういう形になる内容についてちょっと伺っておきたいというように思います。
それから、賃金の関係について、臨時が部分的に多いわけですけど、この単価については、時間単価はどうなっているのか。それから、11人の雇用期間ですね、これは臨時的な扱いは何カ月くらいの対応になっているのか、伺っておきたいというふうに思います。
それから、3点目の問題は、市民プールの利用、活用の問題ですが、室内のプールは1カ所で大変狭いわけで、利用度は私大変高くなってきていると思うんですが、午前中からの利用ができる状況になってないというように今日思うわけですが、7月1日以降はなってるわけですが、この辺の問題の改善という考えはないのか。
それから、中高年齢者福祉センターの駐車場ですね、この問題についても、地域からはゲートボール場を含めた周辺整備という問題もあるんですが、これらの関連についてどう対応する考えか。4点、ちょっと伺っておきます。
○議長(
青島謙一君)
総務部長。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君) 初めの賃金と雇用期間につきましては、ちょっと調査をさせていただきますので、後ほどにさせていただきたいと思います。
市民プールにつきましては、この午前中からということでございますが、冬季、寒い期間中、これを温度上げるということが非常に大変でございます。そういうようなことで、できるだけそういうふうに沿うように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
それから、サンライフの関係でございますが、これにつきましては、以前にも将来的にはという考え方でございますので、これは市の方とまた協議をいたしまして、その周りを拡張をし、駐車場、またはそういったような要望等もございますので、今後検討していく考え方でございます。
賃金、雇用関係につきましては、少し時問いただきたいと思います。
○議長(
青島謙一君) 26番 杉森十志雄君、よろしゅうございますか。26番。
◆26番(杉森十志雄君)
財産目録の
貸借対照表の関係で、未収金434万4,046円の関係の内訳の資産の部でね、流動資産の方で未収金3月分諸施設使用料386万4,990円とか、この未収金の扱いになるわけですけどね、私が本来許可を願うときに、許可と同時に使用料というのはほとんど払って許可してるから、こういう形での未収金的な扱い出るというのは、ちょっとどういうことかっていうような形でね、大変愚問なんですけど、初歩的なことで申しわけありません。そこをちょっと教えてくださいということです。
○議長(
青島謙一君)
総務部長。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君) 未収金の使用料の未納の関係でございますが、これは3月分の使用料が4月に公社から市の方へ納められると。こういうようなことで、その月のずれの分がございますので、そういう形になるということでございます。
それから、賃金、臨時の賃金の単価でございますが、時間640円。何カ月かということですが、おおむね1年ということでございます。以上でございます。
○議長(
青島謙一君) 26番 杉森十志雄君。
◆26番(杉森十志雄君) わかりました。未収金の扱い上のことについてはわかりました。
臨時の扱いの問題ですけどね、おおむね1年というのが、1つの臨時的な観点になるのか、労働基準法との関係等の扱いでですね。その辺の問題について、それが継続、継続で、1年ごとの契約更新の臨時扱いということになると、これは大変な、雇用関係上、ちょっと問題が起こってくるというように思うんですけど、そういう意味で聞いたんですけどね。本来臨時というのは、あくまでも臨時的な、市民プールなら市民プールの忙しいときの一定の期間、こういうような形になろうと思うんでね。1年以上、1年という雇用形態が単純な臨時というのは、やはりちょっと問題があるように思うんですけど、その辺はどんな受けとめ方しているんですか。
それから、市民プールの活用問題については、冬季中の温度を上げるのにね、大変余分なお金がかかるからということのようですけど、何か7月1日から8月31日まではもう午前中からという形の利用も、条例上もそういう使用をしているようですけどね。やはり、大変今市民プールの利用というのは高まってきてるというような状況もあるやに聞いているんでね。そこは冬季という、まさに冬季という判断がね、7月1日から8月31日以外を冬季という考え方で処置しているというのは、非常にこう解せない感覚として、私は今理解するんでね。いずれにしても、改善する努力をするということのようですけど、その辺はもう少し、どんな考え方なんですか。7月1日から8月31日は午前中やるんですけどね。それ以外は冬季なんですか。だから、燃料費がかかるので午前中やらなかったと。そういう判断ですか。その辺ちょっとお願いしたいですけどね。
○議長(
青島謙一君)
総務部長。
(登 壇)
◎
総務部長(
朝比奈陸夫君) 臨時の雇用の関係でございますが、これは短期の場合と、個々によって全部違っております。例えばプールの監視なんかというのは、もう一定の期間しかないと。それから、長い人でも1年くらいというのもございます。これらはその人によっていろいろ希望もございます。多少高齢者の方を活用させていただいてるわけですが、まあいつやめてもいいような状態に置いてもらえぬか、というような希望の方もございますし、そういうようなことから、決定的なものはございませんが、そういうようなことで、現在の中では対応させていただいてるということでございます。
それから、もう長期に、当然置かなくちゃならないような場合には、今後、公社の職員というようなことで基本的には考えてございますが、それらは個々の、その方の希望等も含めて検討してまいりたいというふうに思います。
それから、市民プールの関係でございますが、明確にそう冬季はいつだとかという解釈ではございませんが、できるだけ、そういった希望が出てきておりますので、検討させていただきたいと思います。
○議長(
青島謙一君) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) ほかにありませんようですから、以上で報告済みといたします。
○議長(
青島謙一君) 次に、
地方自治法施行令第146条第2項の規定による、昭和62年度
一般会計予算の
繰越明許費に係る
繰越計算書の報告について、
財政部長から補足の説明を求めます。
(登 壇)
◎
財政部長(下田純生君) お手元へ2枚つづりの
繰越計算書の写しを差し上げてございますので、ごらんいただきたいと存じますが、62年度の
一般会計予算のうち昭和63年度へ
繰越明許費によって繰り越しましたものは、その表にございますように、3款の民生費の中で老人福祉費、簡易老人憩の家の設置事業費に対する補助金繰越額が1,500万円、それから8款の土木費のうち都市計画費で総合運動公園の基本計画策定業務委託料が750万円、蓮華寺池公園の
用地取得に伴う物件等の補償費といたしまして繰越額が2,187万5,000円と、この3件でございます。いずれも3月の補正予算で御審議をお願いして、63年度へ繰り越したものでございますが、特に特定財源はございませんので、いずれも一般財源をつけて繰り越したものでございます。補正予算で御説明した内容と変わりはございませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(
青島謙一君) ただいまの説明に対し、質疑がありましたらお願いいたします。
○議長(
青島謙一君) 25番 山田敏江君。
(登 壇)
◆25番(山田敏江君) ただいま一般会計の
繰越明許費の明細内訳が話されたわけですけれども、老人福祉費の簡易老人憩の家設置事業費補助金について伺っていきたいと思います。これは62年度の1,500万ということで、補助金は1カ所200万ということで、7カ所の予定分という計算になりますけれども、予定されていた地区はどこなのかということと、また、計画中のものがあるのかどうかということを伺っておきます。
○議長(
青島謙一君)
財政部長。
(登 壇)
◎
財政部長(下田純生君) お答え申し上げます。
本件は繰り越した予算の状況についての報告でございます。
繰越明許費の設定の際に御説明申し上げましたが、老人憩の家の設置事業は、善左衛門土地区の老人憩の家でございます。いずれも昭和63年3月31日までには事業が完了いたしませんので、63年度へ繰り越して継続して執行させていただきたいというものでございます。したがって、ほかには対象になるものはございません。
○議長(
青島謙一君) 25番、よろしゅうございますか。
ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) ほかにございませんようですから、以上で報告済みといたします。
○議長(
青島謙一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
○議長(
青島謙一君) お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から7月7日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
○議長(
青島謙一君) 日程第3、
常任委員の選任を行います。
○議長(
青島謙一君) お諮りいたします。
常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、
福田喜治君を総務委員会に、
田中信治君を民生保健委員会に、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました2人の諸君を、それぞれの
常任委員に選任することに決しました。
○議長(
青島謙一君) 日程第4、第32号議案から第43号議案まで、以上12件を一括議題といたします。
○議長(
青島謙一君) 市長から、順次提案理由の説明を求めます。
まず、第32号議案及び第33号議案、以上2件の説明を求めます。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) ただいま提案になっております第32号議案、
専決処分の承認を求めることについてでございます。
提案理由にもございますように、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律(昭和63年法律第6号)が昭和63年3月31日をもって公布され、同年4月1日から施行されました。このため、法律の施行に伴い藤枝市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集するいとまがないので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分に付し、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。
次に、第33号議案、
専決処分の承認を求めることについてでございます。
提案理由にもございますように、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律(昭和63年法律第6号)が昭和63年3月31日をもって公布され、同年4月1日から施行されました。このため、法律の施行に伴い、藤枝市
都市計画税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集するいとまがないので、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分に付し、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございますので、よろしく御審議のほどをお願いいたしまして説明を終わります。
○議長(
青島謙一君) 次に、第34号議案から第43号議案まで、以上10件の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) ただいま提案になっております第34号議案、議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。
本件は、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令(昭和63年政令第65号)が昭和63年3月31日公布され、同年4月1日に施行されましたことに伴い、他の法令による年金たる補償等の額との調整を図るため改正いたしたく提案するものでございます。
次に、第35号議案、藤枝市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。
本件は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令(昭和63年政令第66号)が昭和63年3月31日に公布され、同年4月1日に施行されたことに伴い、非常勤消防団員等に対する損害補償の充実を図るため、補償基礎額を引き上げるとともに、非常勤消防団員等が公務等により死亡した場合における葬祭補償の定額部分を引き上げ、また同一の事由により、非常勤消防団員等に対する年金たる損害補償等と他の法律による年金たる給付が支給される場合の調整規定の整備を図るため改正いたしたく提案するものでございます。
次に、第36号議案、藤枝市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。
本件は、
志太総合病院の診療科目について、形成外科を新たに設置し、診療体制の充実を図るとともに、休診日について、実情に合わせて明確化いたしたく提案するものでございます。
次に、第37号議案、藤枝市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。
本件は、国民健康保険税について課税限度額の引き上げと、低所得者層に対する軽減規定の改正を行うとともに、国民健康保険税に関する申告についての例外規定を改正し、あわせて超短期所有土地の譲渡等に係る事業所得等に係る保険税の課税の特例を設けるため、附則の改正を行いたく提案するものでございます。
次に、第38号議案、
建設工事委託契約の
締結についてでございます。本件は、
志太広域都市計画下水道事業藤枝市
浄化センター建設工事の委託契約について、議会の議決を願いたく提案するものでございます。
浄化センター建設工事については、既に日本下水道事業団に委託しておりますので、今回の建設工事についても、同様に日本下水道事業団に委託するものであります。
工事の概要については次のとおりでございます。日最大処理能力1万2,575立方メートル(8分の1系列)の水処理設備増設及び汚泥処理設備増設でございます。契約金額は6億3,000万円でございます。
次に、第39号議案、
建設工事請負契約の
締結についてでございます。
本件は、
五十海汚水中継ポンプ場土木建築工事の請負契約の
締結について、議会の議決を願いたく提案するものでございます。
工期は本契約
締結後直ちに着工し、昭和64年3月25日完成を予定しております。入札は昭和63年6月7日、指名業者10社によって行った結果、1億2,000万円で株式会社山田組が落札しましたので、請負契約を
締結するものでございます。
工事の概要については次のとおりでございます。鉄筋コンクリートづくり、地下1階地上1階、建築面積117.25平米、建築延べ面積214.11平米でございます。
次に、第40号議案、農作物共済の無事戻しについてでございます。
本件は、農作物共済(水稲)加入者のうち、藤枝市農業共済条例第36条の規定により無事戻しを受ける該当者が1,546人ありますので、今回無事戻し金の交付を行いたく提案するものでございます。
次に、第41号議案、
農業共済事業基金特別積立金の取崩しについてでございます。
本件は、市内全域に発生が予想される水稲の病害虫及び鳥獣により、水稲が多大なる被害を受けるおそれがあるので、損害防止事業を実施して駆除等を行うものであり、当該費用に充てるため特別積立金を取り崩すものでございます。取り崩し金額は408万円でございます。
次に、第42号議案、
市道路線の廃止についてでございます。
本件は、内瀬戸地内市道4地区89号線道路敷内の国有地を道路法第90条により譲与を受けるため廃止いたしたく提案するものでございます。
次に、第43号議案
市道路線の認定についてでございます。
本件は、志太二丁目と瀬戸及び駿河台を結ぶ仮称志太御子ケ谷線と、県道藤枝黒俣線と新設される県道を結ぶ仮称矢崎橋取り合い道路を認定いたしたく提案するものでございます。
以上、提案説明を終わりましたので、よろしく御審議のほどをお願いいたします。
○議長(
青島謙一君) これにて提案理由の説明は終わりました。
○議長(
青島謙一君) 日程第5、第44号議案を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) ただいま提案になっております第44号議案、
監査委員の選任についてでございます。
議員選出の
監査委員である岸 快充氏は、一身上の都合により、昭和63年6月30日付をもって退職されますので、その後任として、新たに後藤 彰氏を適任と認め選任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を願いたく提案するものでございます。よろしく御審議のほどをお願いいたします。
○議長(
青島謙一君) お諮りいたします。ただいま議題となっております第44号議案については、質疑・委員会付託及び討論のいずれも省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) 御異議なしと認めます。よって、第44号議案については、質疑、委員会付託及び討論のいずれも省略することに決しました。
地方自治法第117条の規定により、後藤 彰君の退席を求めます。
(14番 後藤 彰君退席)
○議長(
青島謙一君) お諮りいたします。ただいま議題となっております
監査委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
青島謙一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決しました。
後藤 彰君の入場を許します。
(14番 後藤 彰君入場)